漆喰は、石灰がベースの自然素材です。化学接着剤を使わずに壁に塗る、千年以上の歴史を持つ左官材料。SALVATION PROPERTIES LIMITEDは兵庫県産の本漆喰を、鏝で二度塗りします。壁が呼吸をはじめます。
漆喰は、ただの白壁じゃない。
漆喰の主成分は消石灰(酸化カルシウム + 水)。これに麻すさ(麻の繊維)・寒水砂・海藻のりを混ぜて、鏝で壁に塗ります。塗り付けた漆喰は、空気中の二酸化炭素と反応して石灰石に戻る——つまり、塗った後も「呼吸」し続けている。化学塗料とは根本的に違う生きものです。
SALVATION PROPERTIES LIMITEDは、この性質を活かすために、混合比率と施工厚を現場ごとに微調整します。北向きの壁、南側の窓辺、結露の出る場所——場所ごとに「壁の機嫌」が違うので、塗り方も変えます。
漆喰壁は、室内の湿度が高いときは湿気を吸収し、低いときは放出します。結露が激減し、カビの生育も抑えられます。京都の京町家では、築百年以上経っても土壁と漆喰が現役で働いている例がたくさんあります。
漆喰は熱容量が大きい素材です。昼間の日光を壁が蓄え、夜になってゆっくり放出する——昔ながらの土壁の機能を、化学接着剤なしに再現できます。暖房の使用頻度が体感で15-20%減った、という施主さまが多いです。
漆喰は強アルカリ性(pH 12以上)。これが細菌・ウイルスの活動を抑制します。医療機関・保育施設・介護施設からのご依頼も多く、施工後の感染性胃腸炎の発症率が下がったというデータも頂いています。
一日三平米、焦らない。
漆喰は、乾燥時間を守るほど強くなります。一日に塗れる面積は限られています。SALVATION PROPERTIES LIMITEDは、無理に工期を縮めません。鏝で押さえ、待ち、押さえ、待つ——の反復。これが、二十年以上保つ壁を作ります。
ビニールクロス、古い塗装、痛んだ下地。ここまで含めて本施工です。粉塵対策を万全にし、養生します。
不陸を直します。3mm以下の凹凸は許しません。湿式工法のため、乾き待ちの時間を組み込みます。
下塗り→中塗り→仕上げ。鏝圧 0.8kg/cm² を均一に。一日3 m²が、私たちの一人当たりの目安です。
施工後、最低二週間の乾燥期間。引渡し時に、施工後のメンテナンス方法をご説明します。
漆喰仕上げ、三つのプラン。
工事範囲・面積・既存の状態によって価格が大きく変わります。以下は、京都市内の平均的な戸建住宅を基準とした目安です。正式なお見積りは、現地調査の後にお出しします。
よく頂く、漆喰のこと。
はい、Plan A として承っています。ただし、既存のクロスとの相性(下地処理が必要な素材もあります)を確認するため、施工前の現地調査は必須です。一部屋だけのご依頼も歓迎しています。
漆喰そのものは、ほぼ無臭です。施工中に出る粉塵と、鏝に塗る際に少量混ざる水の匂い程度です。化学塗料のような刺激臭は一切ありません。化学物質過敏症のお子さまへの配慮としても選ばれています。
京都の冬は湿度も低く、漆喰の乾燥には適した季節です。ただし、室温が5度以下になる夜間、凍結の可能性があるため、暖房の入った環境をご用意ください。施工できない条件は、湿度90%以上、室温3度以下、結露が発生している状態のいずれかの場合です。
黄土色・茶色・墨色・生成りなど、約20色のバリエーションがあります。顔料は、自然素材(弁柄・黄土・墨・松煙)を使用。色見本帳をお送りすることも、施工前に500角の試し塗りをすることもできます。
基本的に、ほこりを払う程度で十分です。年に一度、固く絞った布で水拭きを。水性の汚れは、中性石鹸を薄めたもので。化学洗剤・酸性洗剤・アルコール系の清掃剤は使わないでください。年に一度の無料点検にお伺いした際、状態に合わせてご説明いたします。
築年数・面積・既存の壁材。この三つをお教え頂けたら、大まかな費用と工期をお伝えします。その場で決めなくて大丈夫です。お話を聞くだけでも、お気軽にお越しください。